最初にブログを投稿したのは、2021年9月25日であった。早一年が過ぎた。
ブログは継続することが難しいと言われている。1年間継続できる人は、ネットの検索では、1割位という意見が多い。せっかくブログを始めても、一周年を待たずに、辞めたり中断する人が多い。とりあえず、1年間継続できたことはよかったと思う。これからも書き続けると思う。
ブログを開始するまでにも、ハードルはあった。前々から書きたいという気持ちはあったが、仕事や趣味に追われ、なかなか開始しなかった。コロナ禍で夏季休暇が暇になるという事態が発生しなければ、もっと先のことになったと思う。「禍転じて福となす」「ピンチはチャンス」とは、よく言ったものだ。
一年という区切りがよいこのタイミングに、少し振り返りをしたいと思う。
1.良かったこと、得たもの
ブログをやって良かったことや得たものを記載する。
・世界に発信する場が与えられた
ブログを始めるために、サーバをレンタルし、ドメインを取得した。ドメインとは「https://t-oka.com/」といったインターネット上の住所である。ドメインを取得して自分のホームページを持つことで、ネット上に自分の居場所ができる。この場所から世界に情報を発信できる。世界とは日本や外国も含むグローバルな世界である。僕のホームページにも日本だけでなく、アメリカや中国など諸外国からのアクセスがある。統計情報のプラグインにより、国別のアクセス数が分かる。
日本国は言論の自由が憲法で保障されている。ホームページから世界中に自由に言論を発信できる。インターネットというIT技術と、言論の自由がある国に住むという幸運により、この場所が実現されている。
・夢であった作家に一歩近づいた
40代後半の頃、セカンドキャリアについて考えていた。自分は何がしたいのか、自分には何ができるのかを問うていた。好きなことをしようと、旅行などの趣味から延長して考えていたが、しっくりする答えにたどり着かなかった。試行錯誤した結果、結局のところ、子供の頃何になりたかったかという、そこに行き着いた。
子供の頃、ボクは何になりたかったか。
プロ野球選手、作家、学者(哲学者・思想家または自然科学者)の3つであった。
プロ野球選手は早々に諦めた。少年野球をやっていたから、そこまでの才能がないことは小学生の時に承知した。作家になる夢と、学者になる夢は、アラフィフになった今もまだ諦めていない。
アマゾン(Kindle)で、電子書籍を個人出版できることを知った。電子書籍1冊の文字数は、大体2万字~3万字位と言われている。僕は1つの記事で、2千字~3千字位は書けるから、10記事程度で電子書籍1冊分の文字数を書いたことになる。文字数という量的には問題ないことが分かった。後は作品の質を上げていけばよい。
2.苦労したこと、大変だったこと
・仕事との両立 体力が足りない
執筆というのは、思いのほか体力を使う。旅行記やビジネス文章など単に事象を記述する文章よりも、クリエイティブに自ら創作し産み出すような文章は、特に体力を使う。作家の村上春樹は、午前中しか執筆しない。体力的に1日3~4時間くらいが限界だという。創造するほど、クリエイティブであるほど、産みの体力を使う。作品という自らの分身を創造すると、魂の一部が抜けた感じになる。そういう日は良く眠れる。
僕はIT関係の仕事をしてる。仕事に必要な体力は残しておく必要がある。自分の体力と相談して、ブログを書く量をコントロールしている。
ネタ切れはしていない。文章を書くスピードも問題ない。集中すれば1時間に1千字位は普通に書ける。体力が足りない、それが課題だ。
3.スタッツ(成績や統計)
※2022年10月9日時点
・記事数 51個
記事数は少ないが、1記事の文字数は多めと思う。2千字~4千字位の記事が多い。
・PV数(表示回数の累計) 2156回
・人気記事アクセスランキング 上位10位
1位:足るを知らないGDPと足るを知る老子 成熟した資本主義社会に必要なもの
3位:無知の知について ☆人気上昇中
4位:死と自己採点について
5位:何もしないというスキル ☆人気上昇中
6位:人の価値について
7位:運動習慣 朝練の再開
8位:運動の効用 頭が良くなる
9位:死と期限について
10位:悪の役割について
統計情報のプラグインでアクセス数が分かるので、アクセス数の上位を記載した。
哲学や社会問題に関するものが上位を占めた。僕が元々書きたかったものだが、少し意外だった。どちらかというと、旅行やエッセイの方が、一般受けすると思っていた。結果は、哲学や社会問題>エッセイ>旅行日記の順にアクセス数が多かった。
哲学というと少し堅苦しいかもしれないけど、僕が書こうとしている哲学や社会問題は、生活に近い位置にあり、身近なテーマである。誰もが考える人生や社会について、僕はこう考えますと、思索と経験と読書によるアウトプットを、言語化して述べているに過ぎない。
今、日本社会は少し行き詰り感がある。世界は地球環境や戦争などの大きな問題を抱える。産業はAIの登場により新たな段階となり、人と機械の分業が始まろうとしている。各方面において、人の生き方、人の在り方が、大きく変わろうとしている。
そんな中、人や個人はどのように生きたらよいか、どのように変化したらよいか、どこに向かっていけばよいかなど、人や社会の在り方についての根本的な問いの参考として、少しの役に立てればよいと考える。
・Googleアドセンス 合格
Googleアドセンスとは、Google配信の広告をホームページ内に表示して、クリック数により広告収入を得る仕組みである。Googleがふさわしいサイトかどうかを審査して、合格したら広告表示が可能となる。
2022年8月に申請して1回で合格した。ネットで検索すると、審査に何回も落ちている人もいる。審査基準は不明だが、それなりの審査はしていると思う。
Googleさんに合格がもらえた。
以上。