エッセイ 僕に断捨離されてしまった自転車 15年くらい自転車に乗っていない

僕は週末には、1日に1~3時間位のウォーキングをする。距離や時間は決めていない。天候や諸都合や気分次第だ。最低1時間は歩く、それ以下だと物足りない。長い時は3時間位歩くと大体疲れてやめる。平均的には2時間前後が多い。

スロージョギングも時々する。

場所は、荒川の河川敷が多い。高尾や青梅などの低山にも時々行く

平地での30分~1時間程度の歩行は軽めの運動である。

一般的に自転車がよく使われる距離であれば、僕は徒歩で行く。

急ぐ時は走る。ジョギングみたいな感じだ。

人間が走るために、服装がジャージである必要はない。綿パンやシャツなど、普段着でも走ることは十分可能である。靴はいつも、仕事でもプライベートでも、ウォーキングシューズにしている。靴は1足しか持っていない。鞄も、仕事でもプライベートでも、小型登山モデルのリュックで走りやすい。

ウォーキングシューズは、会社員であれば人工皮のものも販売されている。僕はYONEXの人工皮のウォーキングシューズを愛用している。軽くて靴底のつかみもよく、高尾山や青梅の登山でも使用している。革靴でもありスーツにも合う。値段は少し高めだが、品質は本当にいいと思う。

距離が更に遠い場合は、バスや電車を使う。

つまり、徒歩と走ることで近域はカバーでき、広域はバスや電車がある。

僕の生活では自転車を使う場面がない。

必要ないから遠い昔に捨ててしまった。断捨離である。

僕が住むアパートは、1Fに自転車置き場がある。各部屋番号ごとの仕切りに、自転車を置くスペースが割り当てられている。部屋は全8部屋あるが、内7部屋には自転車が置かれている。自転車がないのは、僕の部屋だけだ。

このアパートは居心地がよく20年以上住んでいるが、大体いつも、内7部屋には自転車が置かれている。自転車がないのは、僕の部屋だけである。

このアパートは、最寄り駅から徒歩15~20分くらいの所にある。自転車を持つほうが多数派なのかもしれない。

このアパートで少数派の僕は、ここ15年ほど自転車に乗っていないが、困ったことは発生していない。

自転車の破棄を薦めるつもりはないが、(仮に一般常識と違っていても少数派であっても)自分にとって不要なものであれば、捨ててしまってもよいと思う。

断捨離である。

断捨離はオススメする。

以上。